1NYからこんにちは

アメリカに来てもう15年経ちました。あっという間です・・

私のようにミーハー丸出しで留学して、ずっとアメリカに居座った人っているんだろうか?

小学5,6年の時に見たバック・トゥ・ザ・フィーチャーのマイケル・J・フォックスに一目ぼれ。それでアメリカを目指し渡米しただけという人間です。それが恋愛・結婚・別居・離婚してアメリカで漫画を描くことになって・・・というジェットコースターのような生活を送ることになりました。本当に人生って何が起こるか分からないと常日頃痛感してます。

私はミズーリ州、ウィスコンシン州、そしてNYと田舎から都会まで住んできたので、アメリカの様々なカルチャーを見てきました。このブログでは私の視点から見た私の大好きな街・NYのグロさ、魅力、恋愛、仕事のリアルな所を私の生活を通して、毒々しく面白く語っていこうと思います。

NYに住むって、響きはかっこいいけど現実問題やっぱり金がかかるんです。私とパートナーのクリリンが住んでるブルックリンは、たまに銃声聞こえるし、サイズ感がハンパねぇゴキが家に遊びに来たり、最近はネズミもお邪魔しやがって、建物が古いアパートばっかり。家賃もエライ高いので殆どの人が、家賃を払うためにNYに住んでいるって愚痴を言う位です。

じゃあ、何故NYにこだわるのか?こんな文句を上回る位のエキサイティングなドラマや最先端のアート、ミュージックに触れ、大きな夢を現実にすることが誰にでもできる可能性があるから離れられないんです。正にアメリカン・ドリームですね。また移民大国ゆえ、国民性の定義がありません。なので誰にもジャッジされず素直に生きていける場所がNYにあります。この魅力が分かると離れたくないから、どんな障害物が出てきても前見て頑張っていこうとモチベーションが自然と上がるんです。

でもね、これだけ人気のある場所だと日本人がわんさかいるから、気がつけば英語を話さないで済む事もたくさんあります。私なんて家でなけりゃ、日本に住んでるのと変わらない位ですよ。例えば恋人が日本人としましょう。日系企業に勤めてて、日本食作って・・・なんていうルーティーンで生活してたら、NYにいるのにアメリカ人と交わる機会は無い。だから、何時になっても英語できないまま日本に帰国しちゃう人だっているし、友人も結局NYに疲れてしまってギブアップしちゃいました。この辺は自分で注意しないと、単なるNYで住んでるという肩書きだけが出来て、何にも吸収できないで終わってしまいます。こういった厳しい現実もあるわけです。

“NYに住むこと”は頑張ればどうにか可能なんだけど、“住んでからどうするか”ってことにかかってくると思います。何度も失敗して、泣いたこともあったけどやっぱりこんな刺激的な街、NYが大好きです!

というわけで、次からはNYに来るまでの経緯を含めて描いて行こうと思います! 木曜日更新です。また読みに来てください

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