2モテルわけがない

今日はNYに来る前に経験した私の留学話を紹介します。大学デビューだった私。東京の大学通ってたから洋服もトレンドの物気にかけてたし、声もかけられたしいい気になっていました。留学後もこの延長戦でアメリカ人男子といっぱい遊びまくり、色んな男を味わってやると気合入れて渡米したのに、だーれからも声かけられない始末。こんなに女のプライドが潰されるとは・・・屈辱でした!

イキがっている時には、痛い目見ないと現実なんて見えないものなんですかね。私には必要だったのかもしれません。

留学して落ち着くと、ようやく自分の立ち位置が見えてきます。最初の2,3週間なんてもう無我夢中でアップアップ。でもね気がつくと、日本人とつるんでる自分がいるんですよ。アジア人が固まるとアメリカ人なんて声かけづらいから、ますますネイティブとの壁が生まれてしまうんです。

私毎日クソまずいカフェテリア利用していたため体重は増え続け、あっという間に60キロ(身長154センチ)になってました。ビヤ樽状態! アメリカ人の大学生って、普段着飾らないからほぼパジャマみたいな格好で授業に向かいます。ドンドンこの文化に染まり、化粧もしないジャージ女に変身。こうなってしまうと、自信なんか無くすし鏡も見たくありません。そんな時更なる自信喪失となるシーンを目の辺りにすることに。留学仲間と他のアジア人の女のランキングをつけるというゲスイ事をやってた時(こういうこと結構皆やってたりするんです)、一番下のおブス認定女子がもんのすんげーイケメンアメリカ人と恋人同士になっていました!怠けている間に私の方がランク下に・・・ じゃあ、何で彼女はイケメン彼氏ができたんだろう? それは色気を上手く出してアピールしていたからなんです。多分この色気って日本ではあからさま過ぎて男女受けしないかもしれません。だけどアメリカでは重要。この頃の私はちっぽけなプライドが邪魔してこの色気を使いきれなかったんです。見た目もエライ太っちゃったし・・・ よく日本じゃ太っていたら外国ではモテルなんていってるけど、んなわけあるか!グラマラスな体系が一番だけど、私みたくなったら大変ですよ。自分の立ち位置をようやく理解した私。私はみんなのマスコットになればいいんだって・・・

幸い、明るい性格だから友達作りには全く苦労しなかったけど、色恋沙汰も起きなかった留学でした。ちきしょーー!

次回は火曜日更新です!

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